前回「かきりしん①」で長々と前フリをしましたので、今回は「施工編」です!
前回最後にお見せしたこちらの状態からスタートです↓↓

1:透湿防水シート,ラス網張り

このシートは、屋内の湿気を逃がし結露による腐食を防ぎ外部からの水の浸入を防ぎます。
ラス網はモルタル壁を作るために用いる金属製の網です。このラス網と上に塗るモルタルを一体化させて剥落防止性能は高めます。
2:下塗り(モルタル塗り)

この時点で目地も仕込んでおきます。

↑下塗り段階なので全体がモルタル色でちょっと重い感じです…
3:仕上げ(りしん)
下塗りのモルタルが乾燥後仕上げに入ります。



今回は日本プラスターの「かきりしん(浅黄)」を使用します。
このかきりしんに「白竜7厘」を混ぜ塗りつけ、完全硬化前に表面を掻き落としていきます。


↑上半分は掻き落とし後、下半分は掻き落とし前です。
掻きおとすと表情が変わりますね!!
掻きおとし作業は硬化しすぎても、早すぎても掻けないので硬化状態を見極めながら行います。ぐるぐると掻きおとしていくのですが、これがなかなか沼にハマる作業所でした…
これでも施工完了です!!



いかがでしょうか?
屋根の瓦等とも相まって高級感のある仕上がりです!
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