県内某所にて木造平屋の外壁へ「そとん壁」
を施工いたしました!
「そとん壁」は「シラス」が主原料の100%天然素材の外壁材です。
この「シラス」は噴火したマグマが急激に冷やされて火砕流となり堆積した火山噴出物です。主成分は硅酸で、人工的には作れない非常に細かい不規則な微粒子の中に無数の穴が空いた独特な構造を持っています。
因みに同様な火山噴出物を使用した建物に築1900年以上残るローマのパンテオン神殿があります。
ではでは、「そとん壁」に戻りまして…
「そとん壁」の特徴(採用にあたってのメリット)です↓↓
◎調湿性,防水性
そとん壁の構造は粒子の細かい下塗り材と粒子の大きい上塗り材からなります。その為、水蒸気は透過しますが雨水などは浸入せずに下へ流れ落ちます。
◎防カビ
主原料のシラスは無機質の為、カビの養分にならず、湿気による結露、カビの発生を防ぐ効果もあります。
◎高耐久
無機質天然素材のシラスが主原料であるため、紫外線や風雨にも強く、退色や劣化がしにくいです。
◎断熱性,遮音性
主原料のシラスの無数の無数の穴によって空気層ができるため、断熱性、遮音性があります。
特に、今回使用する「スーパー白州そとん壁W」は、打ち水をすると長時間にわたり気化熱作用を持続するため、外壁表面温度、建物内部温度上昇を抑えることができます。

↑今回は「スーパー白州そとん壁W」を使用して施工していきます。
施工編は次回へ続きます…
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