群馬県内某所のお寺の内部で漆喰塗りを行いました!
今回は、ひび割れなどが気になるとのことでしたので、こちらの壁↓を全体的に塗っていきます。


まずは、既存の漆喰面に灰汁止めを塗ります。
その後、下塗り↓


仕上げ塗りを行います。↓

一旦全体に塗りつけた後に再度鏝で表面を平滑にしていきます。
↓鏝を当てる前は表面に鏝ムラがありますが…

↓鏝をあてた後は…

ツルッとした表面に仕上がっています!
最後に復旧して施工完了です!!



漆喰の原料に海藻を使用しているためか、施工中は群馬ではなかなか嗅ぎなれない磯の香りがしていました!
色もまっ白いではなく自然由来の黄みがかった色です。
漆喰は海藻から炊いたのりに麻すさと消石灰を混ぜたものです。
現在は水を混ぜる粉体や練り状の製品が主流ですが、昔は海藻を炊いてのりを作るところからやっていたそうです…
漆喰を外壁に使用している代表的な建物といえば姫路城ですが、
近年は調湿消臭効果の他、抗菌・抗ウイルス効果やシックハウス症候群の予防効果があることでも注目されています。
ぜひ、内装材としての漆喰も見て頂きたいと思います。(施工の検討もお願いします!)
建物や部屋全体の施工に限らず、
気になる部分のみの施工も可能です!!
工事依頼・ご相談は随時受け付けています!
お気軽にお声掛け下さい